超高温耐熱コーティング剤で産業廃棄物焼却炉・炭化炉などの設備を延命!
塗膜面もしくは塗布している基材に加えられた熱エネルギーを塗膜が一種のエネルギー変換を行ないます。 つまり、放射エネルギー(遠赤外線6〜1000ミクロン)として熱エネルギーを放射することにより、基材の温度を一定の温度までしか上昇させません。
▼1000℃のガスバーナーで加熱 |
左:SFC−1200Qを塗布したアルミ板 右:未処理のアルミ板 |
幅10センチ・長さ20センチ・厚さ2ミリのアルミ仮の片面に当社製品SFC−1200Q(耐熱コーティング剤)を塗布します。
ご存知のようにアルミの融点は680℃です。
1000℃のバーナーでアルミ板を加熱すると、未処理のアルミ板は約4分間で穴が開きます。
ところが当社のコーティング剤を塗布したアルミ板は60分間の加熱でも穴が開きません。
この場合、基材のアルミ板温度は放射効果により500℃までしか上昇しません。
故に穴が開かないのです。
当社のコーティング剤を塗布した反対面、つまり未塗布面に同じようにバーナーで加熱しても穴は開きません。
これも塗布面から同じように放射するからです。
放熱は、水や空気を暖めて温度を逃がします。
従って、水や空気を動かさないと放熱量が低下していきます。
しかし放射は電磁波の放射ですので、水や空気を流動させる必要がありません。
(社)遠赤外線協会が展示会等で放射実験のデモを行なう方法が一番わかりやすいと思いますのでご紹介します。
- 面上ヒーターを用意します。
- 10センチ角厚み2ミリの鉄板2枚を用意します。
1枚には、当社製品SFC-1200Q(耐熱コーティング剤)を塗布します。
1枚は未塗布とします。 - この鉄板2枚を面上ヒーターの上に乗せて加熱します。
150℃から500℃の間でそれぞれの鉄板の上に手の平をかざし、どの鉄板の上の方が暖かいか試して貰います。
10人中10人が当社のコーティング剤を塗布した方が暖かいと判断します。
しかし、鉄板の表面温度を計測しますと未塗布の鉄板の方の温度が高いのです。
鉄板に加わっている温度は同じです。塗布した方の温度が低いのは放射されているからです。
塗布されている鉄板の方が暖かいと感じるのは、手の平の水分の分子を遠赤外線が振動させているからです。
(一社)木の総合文化・ウッドレガシー推進協議会会員 |